更新日:2019年6月7日
第2腰椎圧迫骨折の怪我を負った方の示談交渉事例
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Sさん/40代 主婦
Sさんは自転車搭乗中に自動車との衝突事故に遭い、第2腰椎圧迫骨折の怪我をしました。
当事務所で後遺障害申請と示談交渉を進め、約1245万円で示談が成立しました。
事故はこうして起こった
平成30年のある日、Sさんは、大阪府八尾市で自転車を運転して交差点に差し掛かったところ、
左側から交差点に入ってくる自動車が見えたため、一時停止しました。
自動車も一時停止規制に従って一時停止しました。
しかし双方が相手方が譲ってくれたと思ったため、
Sさんも自動車も発進してしまい、交差点内で衝突してしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Sさんは腰を激しく地面に打ち付け、腰に痛みを感じました。
救急の病院でレントゲンを撮ったところ骨には異常がないと診察されたため安心していましたが、
数日かけて痛みが強くなってくるため心配になり
再度のレントゲンとMRI撮影をしたところ第2腰椎圧迫骨折の診断を受けました。
2カ月程治療を継続しましたが、このまま治療を続けて問題ないのかの点や、
今後の慰謝料のことなどが気になり、弁護士に依頼したいとして「みお綜合法律事務所(大阪事務所)」へ相談に来られました。
ご依頼いただいた後は、4か月程治療を継続しましたが、
背骨の変形は元に戻りませんので、後遺障害申請を行うことになりました。
後遺障害申請の際は、必要書類一式をSさんにお伝えし、
後遺障害診断書に記載すべき内容もお伝えしました。
また、できあがった後遺障害診断書については、内容をチェックし、
修正すべき事項が発見されましたので、修正のための手続きを行い、
無事主治医の先生に修正してもらうことができました。
その結果、Sさんの症状を的確に反映した11級7号の後遺障害等級が認定されました。
後遺障害等級認定後の示談交渉では、特に後遺障害逸失利益の点が争点となりました。
保険会社から、逸失利益の労働能力喪失期間を短期間に制限すべきとの主張がありましたが、
弁護士による交渉で期間をより長期とすることで合意ができ、
約1245万円と十分な賠償額で解決に至りました。
当事務所が関わった結果
円滑・迅速に手続きを進めること、適切な後遺障害等級認定を受けること、
示談交渉で適切な補償を受けることを目指しました。
弁護士が手続きを主導して手続きを進めることで、上記のいずれも実現できました。
解決のポイント
円滑な手続き進行
必要書類については可能な限りまとめてお伝えするとともに、
一覧表をお渡しすることで、
Sさんにとって2度手間にならないように留意して手続きを進めました。
必要書類は事案によって様々ですので、
注意していても何度か書類を集めていただく必要が出てくることもありますが、
当事務所では、可能な限りご依頼の方の手間とならないように留意しつつ手続きを進めています。
後遺障害診断書
後遺障害診断書の作成については、作成の前にSさんから現在の症状等をおうかがいし、
記載すべき内容を大枠でお伝えしました。
後遺障害診断書作成後に修正が必要になる場面を少なくするためですが、
本件では、それでも修正すべき事項が出てきました。これについては、
修正すべき事項と修正後の内容、修正する理由などをお伝えすることで、
無事修正をすることができました。
以上のように手続きを進めた結果、
第2腰椎圧迫骨折後の脊柱変形で11級7号の後遺障害等級認定がされました。
示談交渉
交通事故の手続きをお受けすると、最終的に保険会社との示談交渉が必要になります。
示談金額を増額するための理屈は色々ありますし、事案によって様々です。
しかし、多くのご依頼者にとっては、理屈よりも、
いくらの賠償が受けられるかの点が問題だと思います。
保険会社との交渉では理屈も含めて交渉をしますが、
最終的な賠償額が可能な限り増額になるように交渉します。
本件でも、交渉により、1245万円と十分な金額に達したため、
Sさんにもご納得いただき、示談成立に至りました。
担当弁護士のまとめ
治療中にご相談いただき、弁護士が手続きを主導し、
妥当な解決に導くことができました。
弁護士に依頼すれば、保険会社とのやり取りなどの手続き的な負担を軽減でき、
より適切な補償を受けることも容易になります。
本件は、弁護士費用特約の契約もされていたため、弁護士費用のご負担もなく手続きができました。
交通事故の手続きで悩んでいるという方は、一度弁護士にご相談いただければと思います。
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