更新日:2018年4月10日
事故直後に受任。手続き全般を弁護士が主導し、示談で解決。
みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Oさん / 30代 会社員
事故直後にご依頼いただきました。
治療の進め方、休業損害の請求、後遺障害申請、示談交渉等の手続き全般を弁護士が行い、
可能な限り被害者の方に有利な形で解決しました。
事故はこうして起こった
Oさんは、お酒を飲んだ後、
自転車を運転して横断歩道を通行して道路を横断していたところ、
走行してきた四輪車に衝突され、激しく飛ばされ、
頭部その他全身を激しく地面に打ち付けてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この大阪府茨木市の事故で、
Oさんは脳挫傷、鎖骨骨折・上腕骨骨折・脛骨骨折・腓骨骨折・肋骨骨折・内臓損傷と重傷を負われました。
あまりに重傷であるため今後の手続きに不安を感じたご家族の方が相談に来られ、
その後Oさんからご依頼いただきました。
Oさんは、約5カ月入院、約7カ月吹田市の病院へ通院され、奇跡的に怪我は大幅に改善しました。
ただ、身体の痛みや肋骨の変形が残ったことから後遺障害申請を行い、
身体の痛み12級、肋骨の変形12級で併合11級が認定されました。
その後、保険会社との示談交渉を行いました。
相当飲酒した上で自転車を運転していたこと等から、
過失割合の認定が厳しくなりましたが、
休業損害、逸失利益、慰謝料で可能な限りの譲歩を引き出し、
約854万円で示談が成立しました。
当事務所が関わった結果
健康保険での治療への切り替えを行いました。
症状固定後は、後遺障害診断書のチェックを行い、
後遺障害等級の獲得に万全を期しました。
示談交渉では、過失相殺の関係で大幅な減額を余儀なくされましたが、
事故直後極めて重傷であったこと、
治療終了後も後遺障害が残っている影響が軽微ではないこと等を主張、
休業損害、慰謝料、逸失利益で保険会社の譲歩を引き出し、
最終的に約854万円で示談が成立しました。
解決のポイント
健康保険の利用
Oさんの場合、重傷であり治療費が相当な金額になると予想できたこと、
過失割合も30%程度と比較的高くなってしまうことが予想されたことから、
治療について健康保険を使うことにしました。
最終的に治療費は健康保険負担分も含めると約1200万円になりました。
ただ、可能な範囲で健康保険を利用することで、
食事代・診断書代・診療報酬明細書代を含めた自己負担部分は約270万円に抑えることができました。
仮に、全部が自由診療であった場合の治療費は1500万円程度まで膨らんでいた可能性があります。
その場合、1500万円×30%=450万円程度が示談金から差し引かれることになりますが、
健康保険を使うことで差し引かれる金額を270万円×30%=80万円程度に抑えることができました。
これにより、450万円-80万円=370万円程度示談金を増額することができました。
後遺障害申請
症状固定後の後遺障害申請では、
残ってしまった症状がもれなく記載されているか確認を行い、
後遺障害診断書の修正手続等も行いました。
その結果、実態を反映した併合11級が認定されました。
休業損害
Oさんは、事故による怪我で退職を余儀なくされました。
保険会社からは途中で休業損害を打ち切られてしまいましたが、
最終の示談交渉では、事故による影響が非常に大きかったことを主張。
再就職までの休業損害の支払を受けることができました。
逸失利益
痛みについて12級が認定された場合、
労働能力喪失期間を制限すべきとの主張がされることが多いと言えます。
本件でも、当初保険会社からは7年程度との主張を受けましたが、
10年を超える期間に修正して示談が成立しました。
担当弁護士のまとめ
事故直後にご依頼いただき、最終の示談までの手続きを弁護士が行いました。
弁護士が手続きをすることでOさんは保険会社とのやり取りから解放され治療に専念ができました。
そのこともあってか十分な治療を受けることができ、幸い身体の機能は大幅に回復しました。
示談交渉では、過失相殺の問題があり示談金額が抑えられてしまいましたが、
過失相殺以外の部分で保険会社の譲歩を引き出すことができました。
交通事故の被害に遭った時は、弁護士に依頼して手続きを進めることで、
円滑かつ有利な手続きが期待できます。
交通事故の手続きに悩んでいるという方は、当事務所にご相談いただければと思います。
この記事を見た後にみている記事は?
硬膜下血腫が完治した後の示談交渉で示談金を増額詳しく見る
取得金額
135万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
硬膜下血腫や腰椎捻挫等の症状が4カ月ほどで完治した後、保険会社から84万円の示談提案がありました。弁護士による交渉で135万円に増額となり、示談解決しました。
詳しくはこちら >
更新日:2021年8月5日
腓骨脛骨開放骨折に伴い足指の可動域制限が残存した事案詳しく見る
取得金額
1761万円
受傷部位
下肢
後遺障害等級
11級
担当弁護士:羽賀 倫樹
事故直後にご家族から相談いただき、 その後正式にご依頼いただきました。 治療中の手続き、後遺障害申請、示談交渉の各手続きを弁護士が行い、 最終的に1761万円の賠償金で示談が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年1月9日
むち打ちが完治した事案の示談金を4倍に増額詳しく見る
取得金額
25万円
受傷部位
むちうち
後遺障害等級
非該当
担当弁護士:羽賀 倫樹
むち打ちの怪我が2か月強の治療で完治しました。保険会社から約6万円の提示があった時点で相談に来られ、弁護士が示談交渉したところ、4倍以上の約25万円に増額し示談がまとまりました。
詳しくはこちら >
更新日:2022年1月14日
高次脳機能障害で後遺障害等級5級2号の被害者に将来介護費が認められ…詳しく見る
取得金額
1億3274万円
受傷部位
頭部(脳)
後遺障害等級
5級
担当弁護士:吉山 晋市
Oさんは高次脳機能障害で5級が認定されましたが、 等級の妥当性・賠償額の相場を知りたいとして相談に来られました。 受任後は、交渉がまとまらず訴訟を提起、約1億3000万円で裁判上和解が成立しました。
詳しくはこちら >
更新日:2018年6月22日
解決実績検索
「受傷部位」から探す
「後遺障害等級」から探す
- 死亡 (10)
- 1級 (12)
- 2級 (2)
- 3級 (2)
- 4級 (6)
- 5級 (4)
- 6級 (5)
- 7級 (12)
- 8級 (12)
- 9級 (25)
- 10級 (20)
- 11級 (43)
- 12級 (64)
- 13級 (3)
- 14級 (89)
- 非該当 (133)
「後遺障害内容」から探す
- 死亡 (10)
- 遷延性意識障害 (1)
- 高次脳機能障害 (31)
- 脊髄損傷 (12)
- 身体の切断 (2)
- 脊柱・体幹骨変形 (35)
- 関節可動域制限・機能障害 (92)
- 醜状障害 (11)
- 局部の神経症状 (70)
- むちうち (78)
- 完治 (90)
- その他 (10)
「保険会社」から探す
- 東京海上日動 (94)
- 損害保険ジャパン (84)
- 三井住友海上 (52)
- あいおいニッセイ (49)
- 共栄火災 (7)
- 日新火災 (3)
- イーデザイン損保 (1)
- セゾン自動車火災 (3)
- 三井ダイレクト (11)
- ソニー損害保険 (16)
- 楽天損害保険 (3)
- セコム損害保険 (1)
- SBI損害保険 (5)
- JA共済 (13)
- トラック共済 (14)
- 自動車共済協同組合 (1)
- 全労済 (4)
- AIG損害保険 (23)
- アクサ損害保険 (3)
- アメリカンホーム (1)
- チューリッヒ (5)
- チャブ損害保険 (1)
「解決方法別」から探す
「担当弁護士」から探す
「加害者の事故車両」から探す
「相談タイミング」から探す
「職業」から探す
「年代」から探す
増額しなければ
弁護士費用はいただきません!
※弁護士特約の利用がない場合