更新日:2024年4月19日
脊柱変形11級で、示談金を400万円から1083万円に増額。

みおでご相談後の取得金額
事例の概要
被害者様:Kさん/50才代/主婦/兵庫県明石市在住
追突事故で第1腰椎圧迫骨折の怪我をして、治療終了後11級の後遺障害が認定され、保険会社から400万円の示談金が提示されたタイミングでのご相談。弁護士の交渉で、1083万円に増額して解決できました。
事故はこうして起こった
Kさんは、兵庫県明石市で、自動車を運転して赤信号待ちのために停車していたところ、後方車に追突されてしまいました。
後遺障害と解決までの道のり
この事故で、Kさんは第1腰椎圧迫骨折の怪我をしてしまいました。約半年治療して、痛みはほぼなくなったものの、相手方保険会社から後遺障害認定の可能性があると言われ、後遺障害申請をしたところ、脊柱変形で11級7号の認定。保険会社からは400万円の提示があり、妥当な金額であるか知りたいとして相談に来られました。
弁護士が保険会社からの提示内容を確認すると、少なくとも数百万円は増額になる見込みがあり、場合によっては示談金が1000万円を超える可能性も考えられました。弁護士費用特約の利用が可能であることもあり、費用倒れの可能性はないと判断して、示談交渉をお受けしました。
実際に保険会社と交渉すると、400万円であった提示額は、1083万円に増額になりました。十分な金額と考えられたことから、示談解決に至りました。
当事務所が関わった結果
休業損害・傷害慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料についてそれぞれ増額し、400万円の提示額から1083万円と大幅に増額となり解決しました。
解決のポイント
各損害項目の増額
休業損害・傷害慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料について、弁護士依頼前の保険会社の提示額と弁護士交渉後の金額は以下の通りです。
休業損害(主婦休損)
29万円→96万円
傷害慰謝料
35万円→115万円
逸失利益
155万円→470万円
後遺障害慰謝料
180万円→400万円
以上のように、いずれの項目とも大幅に増額になりました。
逸失利益の交渉
脊柱変形障害は、労働能力喪失率が争いになりやすい後遺障害です。特に本件では、圧迫骨折後の痛みがほとんどなくなり、後遺障害診断書上も痛みに関する記載はなく、逸失利益が争点になる可能性が高いと考えられました。実際に交渉を進めると、保険会社から逸失利益は認められるとしてもごく少額にとどまるとの主張がありました。具体的には、弁護士依頼前にKさんに提案があった155万円より低く、90万円程度が妥当であると当初主張されました。そこから交渉し、90万円→343万円→470万円と増額。労働能力喪失率・労働能力喪失期間とも制限された内容でしたが、痛みがほとんどなく、家事や仕事への影響が限定的であったため、やむを得ないと判断し、逸失利益は470万円で解決しました。
担当弁護士のまとめ

脊柱変形11級の後遺障害等級が認定され、保険会社から示談金の提案があった方から示談交渉の依頼を受け、増額に成功しました。弁護士費用については、弁護士費用特約を契約されていたことから全額について保険会社から支払われ、Kさんの自己負担はありませんでした。1083万円全額が手元に残り、Kさんには満足いただける結果になったと言えます。
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